遺産分割協議書に記載する内容

query_builder 2025/01/13
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遺産分割協議書は、遺産相続において重要な書類です。
正確に作成しなければ、後々の手続きに支障をきたす可能性もあるでしょう。
この記事では、遺産分割協議書に記載すべき内容について紹介いたします。
▼遺産分割協議書に記載する内容
■被相続人の情報
遺産分割協議書には、必ず被相続人の情報を記載する必要があります。
これは、誰の遺産について話し合った結果であるかを明確にするためです。
被相続人の氏名・生年月日・死亡年月日・死亡時の住所を記載することで、対象となる遺産の範囲を明確にできます。
■取得財産の内容
遺産分割協議書には、取得する財産の内容を具体的に記載する必要があります。
不動産であれば所在地や面積、自動車なら登録番号などを記載しましょう。
金融資産の場合は金融機関名や支店名・口座番号まで明記すると、名義変更手続きや財産の引き渡しが円滑に進みます。
■作成日付
遺産分割協議書には、作成した日付を記載することも必要です。
日付は協議が終了した日や、相続人全員の署名が完了した日を記載しましょう。
■相続人全員の情報
遺産分割協議書の末尾には、相続人全員の情報を記載します。
氏名や住所・生年月日を記載した上で、各相続人が署名と押印を行います。
押印には実印を使用し、印鑑証明書を添付することで書類の信頼性が高まり、法的効力が強化されるでしょう。
▼まとめ
遺産分割協議書には、以下の内容をしっかりと記載しましょう。
・被相続人の情報
・取得財産の内容
・作成日付
・相続人全員の情報
正確で漏れのない記載が、スムーズな手続きと後々のトラブル防止につながるでしょう。
千葉市の『法律事務所大地』では、遺産分割協議に関するご相談を承っております。
豊富な知識と経験を持つ弁護士が、依頼者様の抱える問題をスムーズに解決いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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法律事務所大地

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