共同財産と特有財産の違い

query_builder 2025/02/15
コラム
ブログ画像
離婚時の財産分与において、財産が共同財産か特有財産かによって分配方法が異なります。
この違いを理解しておくと、分与手続きをスムーズに進めることができるでしょう。
そこで本記事では、共同財産と特有財産の違いについて解説いたします。
▼共同財産と特有財産の違い
■意味の違い
共同財産は、婚姻中に夫婦が協力して作った財産のことです。
具体的には婚姻生活を通じて得られた収入や、その収入を基に形成された資産が含まれます。
名義が夫婦どちらであっても関係なく、婚姻生活中に形成された財産が対象です。
一方特有財産は、夫婦の協力によって作ったものでなく、一方に帰属する財産を指します。
独身時代の預貯金や、相続・贈与によって取得したものが該当します。
■分与方法が違う
共同財産は夫婦が共有するものとみなされるため、離婚時には公平に分配されます。
対して、特有財産は一方のみが所有する財産とされ、財産分与の対象にはなりません
そのため、特有財産をどちらかが主張する場合は、明確な証拠を用意しておく必要があります。
▼まとめ
共同財産は、婚姻期間中に夫婦が協力して築いた財産であり、離婚時に公平に分けられます。
一方、特有財産は夫婦の一方にのみ属する財産であり、分与の対象にはなりません。
これらの違いを事前に理解しておくことで、財産分与のトラブルを防ぐことができるでしょう。
財産分与に関する問題は、千葉市の『法律事務所大地』までご相談ください。
豊富な知識と経験を持つ弁護士が、依頼者様の想いに寄り添い、最適な解決策を提案いたします。
----------------------------------------------------------------------

法律事務所大地

住所:千葉県千葉市中央区

中央4丁目8−7

----------------------------------------------------------------------