個人再生のメリット・デメリット

query_builder 2025/03/22
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個人再生は、多額の借金に悩む方が再起を図るための法的手続きです。
自己破産に比べ、メリットもありますが、いくつかのデメリットも存在します。
そこで本記事では、個人再生のメリット・デメリットの両方を解説していきます。
▼個人再生のメリット
■借金の大幅な減額
個人再生を利用すれば、借金を最大で5分の1に減らせる可能性があります。
また、減額後の返済期間は原則3年ですが、特別な事情があれば5年まで延長が認められる場合もあるでしょう。
■資産を維持できる
自己破産と異なり、個人再生では資産を処分せずに済みます。
自宅や車・生命保険などの資産を、そのまま保持しながら返済を続けられるでしょう。
■職業制限がない
自己破産では、手続き中に制限が発生する職業もありますが、個人再生にはそのような制限がありません。
そのため、手続きを進めながらも仕事への影響を最小限に抑えることができます。
▼個人再生のデメリット
■信用情報への登録
個人再生を行うと、いわゆるブラックリストに記録されます。
この記録は5~10年残り、その間は新たな借入れやクレジットカードの利用ができません。
ただし、再生計画に基づき返済を続けることで、信頼を回復することは可能です。
■手続きの複雑さ
個人再生の手続きは複雑で、債権者との交渉や再生計画案の作成などが必要です。
1人で進めるのは困難なため、弁護士のサポートを受けることが望ましいでしょう。
▼まとめ
個人再生は、借金問題を解決する有効な手段ですが、手続きの煩雑さや信用情報への影響というデメリットも存在します。
メリットとデメリットを理解したうえで、弁護士に相談しながら手続きを進めることが重要です。
千葉市の『法律事務所大地』は、深い専門知識を持つ弁護士が、一人ひとりに合わせて最適なサポートを行っております。
借金問題でお悩みの方は、お早めにご相談ください。
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法律事務所大地

住所:千葉県千葉市中央区

中央4丁目8−7

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